2012年3月20日火曜日

両腕がないピッチャーがメジャーリーグデビュー!

八木"ショートライナー"大輔が今日のスタッフブログを皆さんにお届けします!

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アメリカでは、ひとりの野球選手が注目されている。
彼は足で投げるフォームを独自に開発し、練習を重ねてきたというからオドロキだ。



苦労の甲斐あって、メジャーリーグで始球式をつとめる事になったという。
その野球選手とは、カリフォルニア州サン・ディエゴ出身のトム・ウィリスさん(51歳)。
彼には2本の指があるものの、ボールをつかむことは不可能。
そのため彼は裸足になって足の指でボールをつかみ、前に放り投げるのだ。

なぜ彼が始球式をつとめることになったのか?
彼は普段、モチベーション・スピーカーとして、学校や企業で講演活動をしている。
「たとえ身体が不自由でも、より良く生きていくことができる」と、
小学生や社会人に講演をしているのだ。
小学生の前では、
パフォーマンスでボールを投げたりフリスビーを投げたりしているそうだ。

2年前、その彼に地元のケーブルテレビから取材の申し入れがあった。
テレビ局は地元の球団の始球式で投球して欲しいと依頼。
こころよく引き受けた彼は見事に始球式をつとめ、
そのときの様子が動画共有サイト『YouTube』に公開されたのだ。

最近になってその動画が球団関係者の目にとまり、
なんと10球団から始球式での投球依頼が舞い込んだという。

2010年9月30日、ついにテキサス・レンジャーズの試合でメジャーデビューを果たす事になったのだ。
毎日練習を重ねメジャーデビューの日に備えているという。
ちなみに来年はメジャーリーグ30球団、すべての始球式を飾りたいと語っているそうだ。



こちらの曲は『Take Me Out To The Ball Game』といって、
メジャーリーグで試合中に観客が総立ちになって流れる曲です!!
メジャーの生放送とかで聞けることができますので機会があったらぜひ!!